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センター試験準備のため通常授業はなく、研究棟で集中授業の続きを受けた。

今日はホモサピエンスの登場以後、特に日本の人類の流れと第四期の気候変動についてクローズアップしていた。縄文・弥生時代の移り変わりや歴史的ターニング・ポイントに気候が与えた影響を考えるものだ。このくらい最近の時代になると地層からの気候復元は難しい。地表も近世以降で大きく改変されてしまっているので言わずもがな。ということで放射性同位体やバイオマーカーなどのトレーサーから推定することになる。年輪もそこそこ信頼のおける測定基準ではあるのだが、縄文杉はC14による精密測定の結果ほぼ弥生時代のものだと分かるなどトレーサーには及ばないようだ。この日も大量の情報を浴びせていただいてとても勉強になった。授業で充実感があったのは久々だ。

授業のあとは学校は閉鎖されているのでそうそうに家に帰りちょっと勉強をした。